その後私はどうなったのか。
お久しぶりです。
前回の記事から1年以上経ちました。
私はグングン元気になってます。
まるで免疫力のないこどもが成長するがごとく。
しょっちゅう起こしていた咽頭痛もないし
慢性的な微熱もない。倦怠感もない。関節痛もない。皮膚炎もない。
私の場合はもうとにかく全身炎症だらけといった具合だったのですが
今はほぼ消失しました。
慢性炎症の根源だった扁桃腺が元気になったことで
免疫の暴走を止めたという結果を導き出せたのだと思います。
根本治療って素晴らしい!
なんですか、和温療法って?サプリ?水素?は?
効かない治療を「効くはずだ!」と自分を騙すように続ける日々はしんどかった…。
こんな素晴らしい治療ならもっともっと早く知りたかった!と思います。
治療してくださった先生に出会えなかったら、本当に自殺していた。
慢性疲労症候群は自殺率が高い疾患ですが、そうなってしまう心理状態は当事者にしか分かり得ないものなのかもしれません。
手術する前は朝から晩まで横になりたい。
なにも出来ず重い体を引きずって唯一行ける場所は病院。
病院に行っても「気のせい」「精神科に回す」と言われてしまう。
買い物や家事なんてとても無理。
という感じでしたので、今はどこにでも行けて色んな活動ができて
本当に生きてる!!!という感じです。
扁桃腺が原因だと言ってくれる先生に出会うまでは
本当にいろんな病院に行きましたし
だらしないからだ、気のせいだと烙印を押されつづけ
精神的にもきつかったのですが、あきらめないで良かった。
のどが痛い症状があるのであれば、扁桃腺に詳しい耳鼻科に罹った方がいいと思います。
だって、なぜ喉が痛いの?
喉に炎症があるからでしょう、
多くの先生が「問題ない」と言ったからと言って
本当に問題ないのか?
それともその先生が問題ないという”間違った答え”を出しているのか?と思いませんか?
「慢性疲労症候群の喉の痛みだから耳鼻科に行っても仕方ない!」
と仰った患者さんがいましたが
慢性疲労症候群の喉の痛みってなんですか?
って思います。
慢性疲労症候群の診断基準に縛られずに考えてみることが大切だと思います。
なにが原因なのか、痛みは有っても問題はないなんてことを言う医師の診断は
果たして本当に正しいのか?
根本的な話ですし、医師を全否定してしまうような話なのですが、そこは冷静に疑うべきではないかと思います。
個人的な推察ですが、
慢性疲労症候群とは扁桃腺の慢性炎症によってあらゆる症状を引き起こしている『状態』であると思っています。
慢性疲労症候群だから微熱や咽頭痛が起きるのではなく、逆です。
慢性的な扁桃炎になっているからそのような「状態」になってしまうのです。
ですので、悪いところをやっつければ自ずと枝葉の症状は解決する。
一つ一つの症状に対しての対症療法をするよりも確実だと思います。
ただここを理解していない先生ばかりなので「耳鼻科に行っても無駄」という結論になるのです。
耳鼻科に行っても無駄、なのではありません!
きちんと分かっている耳鼻科の先生は必ず治療して頂けます。
それと膿栓についても同様です。
一般の耳鼻科だと「膿栓、出る人はでるから。膿栓あっても問題ない」と言われるのが関の山なのですが
膿栓、ほっとくと怖いですよ・・・
膿栓があるからと言って必ず免疫異常が起こるわけではないようなのですが、
慢性的に体調が悪くて膿栓が出ている人は
膿栓貯留による異常を疑った方がいいのではないかと思います。
殆ど情報がありませんが
IgA腎症のスタンダードな治療は扁桃摘出です。
これも、上手く機能していない扁桃腺をとってしまうことで
慢性腎臓病を治します。
こちらは仙台の堀田修先生が発見した治療法なのですが、
現在は標準治療になっているそうです。
※扁摘と凝固について、どちらが良いかはまた次回
記事にしたいと思います。