元・慢性疲労症候群患者の回復日記

治療体験記/節約情報

異常を見逃し続けている医師たち。

「のど、そんな赤くないですね。異常ないですよ。

おくすり出しときますんで、ハイ。」

 

こんな言葉をこの10年で何回言われたか・・・

あまりに「異常なしっ!」「異常なしっ!」って連呼されると

あれ・・・自分がおかしいのかな?とか思っちゃいましたもん。

 

 

 

実際、お口アーンして見える位置(扁桃腺とかのどちんこのあたり)

を見ても、一見異常がないように見えるのです。

 

でも、私の主治医は「ここが問題だ!」と指摘してくれました。

 

扁桃腺の中に沢山つまった膿栓(のうせん)が体に悪さをしていました。

しかし、それは目視で確認しただけでは分からないそうです。

 

圧迫テストがとても大切なんですって。

 

こちらは私の主治医の先生がかつてHPで公開していた内容です。

 

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このように扁桃腺の周りの部分を圧迫すると

膿栓がボロボロー!!と 出てきた・・・

びっくりしたぁー!!

これが私の体に悪さをしていたんだ!!!

 

わたしが今まで訪れた耳鼻科では

10年間、一度も圧迫テストはしてもらえませんでした。

一体なぜでしょう?

 

 

戦後、薬剤治療メインになってから

なんでもかんでも抗生物質で治す医者が増えたのだとか・・・

だけど抗生物質でなんでもかんでも治るわけではない。

外科治療がとても大事なんだということを

わたしの先生は教えてくれました。

今の先生はあまりこういうのはやらないみたいね~

どうしてなんだろう?

大学で習わないみたい・・・

と仰っていました。

 

こちらの本に書いてあるのですが 

 

さまざまな病態を引き起こす扁桃腺のことを

扁桃病巣感染」と呼び

扁桃腺摘出に踏み切ったら扁桃腺の中から膿栓が出てきた」

という記述があります。

この本によると扁桃腺摘出は慢性腎臓病(IgA腎症)の患者さんの根本治療として

すでに標準治療になっているそうです。

そのくらい、扁桃腺が原因となり全身に影響する場合があるらしいです。

慢性疲労症候群についてもすこし触れられている部分があります。

 

 

 

こちらの本でも慢性疲労症候群について触れられています。
咽頭炎治療に関してがメインなのですが
扁桃腺についても述べられており
アトピー自律神経失調症、ワクチン副反応、慢性腎臓病、掌蹠膿疱症
リウマチなど多岐にわたって関連があるのではないか、
咽頭扁桃腺が大きなファクターを占めているのではないかと
検討されています。
実際に私の医師も同じことを仰っていました。
 
 

 実際に私の扁桃腺から多数膿栓が出てきて 、つまり・・・

今までの医師は全員、異常を見逃していたんです。

それを毎回毎回判を押したように「異常なし!」って突っ返されていたのです。

「いやいや、先生のほうがよっぽど"異常アリの医師"やがな・・・」って

言いたくもなってしまいました。

 

私の主治医曰く「教科書に書いてないんだから知るはずないよね」

とのことでしたが…

 

 

今までの、この長い道のり…なんどもくじけそうになりましたが

やっと治療してもらえる医師に出会えました!

 

 

 

そして、治療が始まりました。