元・慢性疲労症候群患者の回復日記

治療体験記/節約情報

そのEAT治療(Bスポット療法)、本当に意味あるの???

私は長年Bスポット療法(EAT治療と最近は呼ばれているらしい)

をやり続けてきましたが、今だから思う疑問。

 

「今困っている疾患にBスポット療法、そもそも意味あるの?」

です。

 

私の場合は何年間もBスポット療法に通い続け、

自宅でもセルフで続けていましたが

慢性疲労症候群が治ることは一向にありませんでした。

そりゃそうですよね、

膿栓が悪さをしていたわけでいくら上咽頭にアプローチしても

全く意味がありませんでした。

 

志井田先生曰く、

扁桃腺の奥にたまった膿栓を取り除いたら

咽頭もおのずと元気になる。

だから上咽頭だけに目を向けるというのは

意味がないよ!

まず扁桃腺を治さなきゃ!

治療には順番があるんだよ。

やっても意味がないことをせっせと続けたってしょうがないでしょw

と笑っておられました。

長年Bスポット療法を頑張っていた私は

その言葉に愕然とし、本当かな?と

先生を疑っていましたが

扁桃膿栓症の治療が終わった後、

一回もノドが腫れたり微熱が出続けたりということがなく

体の痛みもぴたっと止まって

「やっぱり先生のおっしゃっていたことは本当だったんだ!」

と感激しました。

 

頑張ってBスポットに通ったり自宅で頑張ってやっていたのは

なんだったんだ!?という気にもなってしまいました・・・

 

だからこそ、今、頑張ってBスポット療法を信じている方に

問いたい。

「本当にBスポットで体調は改善していますか?

Bスポット療法をやみくもに妄信して漫然と通っていませんか?」

と・・・。

 

Bスポットって粘膜を焼いて傷をつけて再生させる行為。

結構体に負担がかかりません?

私の場合はBスポット後は微熱が酷くなって

からだがだるくてだるくて

たまらなかったです。

そんな行為を毎日続けていたらしんどくないですか?

私はめちゃめちゃ体が毎日だるかったです。

 

Bスポット療法を継続して病気が完治するならいいんですけど。

 

 

咽頭って、自律神経の影響をダイレクトに受けるので

炎症が起きたり、治ったりを繰り返す場所なんですよね。

だからこそ、現在はBスポット療法はしないです。

調子が悪い時に鼻うがいで洗浄するぐらいに留めています。

そのくらいBスポットって体に負担かかりますよ。

 

咽頭炎さえ治せばすべてうまくいく!みたいな風潮を

信じている人が多いのかな?と思います。

そんなことないですよ。

Bスポット療法で上咽頭炎が’一時的に’治ったとしても

自律神経乱れやすい人はまたすぐにぶり返しやすいので

咽頭炎に完治はないのです。

 

で、慢性疲労症候群やコロナ後遺症がBスポット療法だけで

完治するのか?という点なのですが、

堀田修先生の本ではそのような人がいると書かれてありましたね。

 

こちらの本ですね。

ですので、慢性上咽頭炎の治療で完治する方もいるのは事実のようです。

 

ただ、この本を志井田先生のところへ持って行って

読んでもらったのですが

「この先生はまだまだ勉強が足りないね!」

とのことでした。

その言葉の真意は、わかりません…。

 

私が堀田修クリニックに行ったときは

「Bスポットやってみて、だめだったら扁桃腺切っちゃったほうがいいね!」

って軽く言われたので

まずはBスポット療法、

それでだめなら扁摘!って感じの考え方だったのかな~・・・

 

ですので、上咽頭だけにこだわり続けても

もしかして何の意味もないかもしれません。

(Bスポットを信じて通っている方、ごめんなさい!)

 

絶対にBスポット療法で治るとは言えないし

絶対にBスポット療法だけでは治らないとも言い切れないので

ある程度通って改善が見られなかったら

さっさとあきらめたほうがいいと思います。

 

大切なのは治療方針と治療計画をしっかり話し合える、

また切り分けをしてくれる医師と出会うことだと思います。

いくら診療費用が安いからと言って

漫然とBスポットに通っても治らない場合もあるし

他に原因があるのならばそこにアプローチせねばならない。

 

その切り分けをしてくれる先生がなかなかいないんですけどね…