元・慢性疲労症候群患者の回復日記

治療体験記/節約情報

喉が痛いのは扁桃腺ではなく、上咽頭だった!

痛い場所は扁桃腺ではありませんでした。

咽頭でした。

 

では、「上咽頭」とはなんなのか?

 

まずは上咽頭の場所から。

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簡単に言えば、

「鼻のつきあたり」です。

鼻と口の交差点、のどちんこの裏側も上咽頭です。

 

お口アーンして見えるところ・・・じゃないのです!

咽頭は、アーンしても見えない死角にあるのです。

 

耳鼻科医も見逃している、それ以前に

「上咽頭炎」という概念すら知らない医師がいると言われています。

 

わたしは耳鼻科で

「上咽頭を診ていただきたいんですけど」と頼んだら

「昔の医者はやってたみたいだけどウチではやらないから!」

ってキツく言われた経験が・・・。なぜ?

毎回、お口アーンして「腫れてないから問題ない」「痛いのはあなたの気のせい」

それを言われ続けていました。

 

 

で!!

どうやって炎症があるかを診断するかというと

・触診法

・Bスポット療法(これは診断法でもあり、治療法でもあります)

 

があります。

触診法は堀田修先生の著書のなかに書かれていました。

胸鎖乳突筋を強めに押すのがポイントのようです。

 

 

もう一つの「Bスポット療法」は・・・

塩化亜鉛という薬剤を上咽頭に塗ります。

咽頭炎がある場合は強く染み、出血する場合もあります。

染みる(もしくは出血する)=炎症がある

ということです。

こちらは診断法でもあり治療法でもあります。

 

よって、染みたり出血した場合(=上咽頭炎と認められた場合)

症状がなくなるまでBスポット療法を続ける必要があります。

 

咽頭内視鏡を入れても見落とされてしまうようですよ。

熟練した技術を持つ医師であれば違いが分かるようですが・・・

 

あ、こちらの耳鼻科では内視鏡下の上咽頭炎治療(Bスポット療法)を行っているようです。

www.tanaka-jibika.jp

咽頭炎という概念すら知らない医師がいるし

咽頭炎は知ってるけどBスポット療法なんて古臭いものしないよ!

という医師もいるし

Bスポットのやり方も医師によって全然違います。

(私は5人の医師のBスポット療法を体験しました)

 

本当にこれに関しては、耳鼻科医の知識とテクニックが問われるところなのかもしれません。

 

ちなみに個人的体験から言うと

若い先生方は知りません。

もしくは、やりません。

 

大学で教わらないらしいですね。

どちらかといえばご高齢の耳鼻科医の方が詳しいです。

(その理由は後日!)

 

Bスポット療法をしている医師は本当に少ないですが

本当に効果のある貴重な治療法だと思っています。

 

それでは、また!