原因不明の微熱の患者を、僕は昔っから何人も治してきた!と断言した医師のお話。
志井田先生に出会う前、
東京までBスポット療法のために通っていまして
そちらの先生が
「上咽頭」とは一切いわずに「鼻咽腔、鼻咽腔」と言っていたんです。
この本にも出てくるんですが
Bスポット療法はかなり古い治療法なので
おじいちゃん先生が多く
上咽頭と呼ばれている場所、昔は「鼻咽腔」と言ってたみたいなんです。
(まぎらわしい!)
その時に 「あれ?今まで上咽頭で検索していたけれど
もしかして鼻咽腔で検索してみたらどうなる?」
と思いやってみたら
今まで見たこともない勝田耳鼻科がヒットしたというわけなんです。
鼻咽腔でヒットしたら出てくるけど
上咽頭じゃ一回もヒットしなかった…
「ことばが変わること」でヒットしなくなるものがあるんなら
いっそ言葉をかえないでくれ~!
まぎらわしいぞ~!
心の叫びでした。
ですから
鼻咽腔→上咽頭
鼻咽腔擦過治療→上咽頭擦過治療→Bスポット療法→EAT
というように言葉が変わっているわけです。
(変えんでええやん!)
(EATってなんやねん!)
そんなわけで皆さんも検索ワードを鼻咽腔とかに
変えてみたら違う検索結果が現れる・・・かも?
勝田耳鼻科に初めて行った時の話なのですが
圧迫テスト→いきなりの切開&凝固手術で
先生にたくさん質問をして
2時間ぐらいお話していましたw
もはや診察ではなく雑談でした。
先生も「よくもまぁそんな遠くから来たね~」と楽しげで
私が知りたいことを笑顔でわかりやすく教えてくださって
今までこんな人を治してきたんだ~と
ほかの患者さんのカルテとか写真、動画を見せてくれました。
(個人情報ぉぉぉぉ!と突っ込みたくなりましたが、
94歳のおじい様にとってはそんなことはノープロブレムだったらしいw)
「今までずっと扁桃腺は何も問題ないって言われてたんですよ?」
というと
「そういう患者さんがいっぱいうちに来るんだよなぁ?
なんでだろ~?
なんでほかの医者はこういう治療をやらないんだろう?」
と不思議な顔をされていました。
「そりゃそうでしょ、あなたしかやっていないんだから。」
って話ですよね。
先生のお話をまとめると
・原因不明の微熱や倦怠感の患者は昔からいて、そういう患者の扁桃腺を切ったら治ったという報告は昔からたくさんあった。
・だけど扁桃腺切っちゃうのはもったいないということで先生は凝固術をメインにしている。(扁桃摘出を否定しているわけではないです)
・慢性疲労症候群のほかには関節リウマチ、慢性腎臓炎、アトピー性皮膚炎も
扁桃病巣感染である。
・それらを扁桃腺切ったら治ったという報告は昔っからある
・だから凝固でも治してる
・みんな昔からやってた!
・だから扁桃病巣感染って新しい概念じゃないよ、みんな昔からやってた!
ということでした。
「このカルテは千葉の方ね。
え~と、〇〇さんって人。リウマチと腎臓病だったの。
で、治ったってすごく喜んでらっしゃって手紙までくれたの。」
ってカルテとともに感謝のお手紙まで私に見せて、すごくうれしそうで、
ああ、この先生はこうやって目の前の患者を治療することに
喜びを感じていらっしゃるんだなぁ!って感動しました。
そして病院をでて帰ろうとしていたら
女性の事務員さんがダッシュで走って追いかけてきて
なにかとおもったら
「あなたね・・・・・
絶対に、また来なさいよ?
絶対に治るから。
あのね
実はね・・・
私もリウマチだったの!
みて!こんなに手の関節が曲がっちゃってるのよ!これが証拠!
でもこのリウマチが扁桃腺の手術で治ったの。
他の医者に扁桃腺の手術で治ったって言っても信じてくれなかったけど
本当に治っちゃったんだからね?
痛くて痛くて仕事もできないし外出もできない状態だったのに
治ったんだよ?
信じられないかもしれないけどさ、
また絶対に、来なよ?
絶対治るから!」って
私の体をなでなでしながら強烈なカミングアウト!&励まし!
すっごく、すっっっごく、びっくりしましたw
でも妙に励まされて、うれしくて、
いや~帰りの車の中は泣きながら帰りましたねぇ…
一人泣きです。
いい思い出です・・・
まだ半信半疑で
「本当に扁桃腺の手術で治るのかな?」って疑念がありつつも
先生&事務員さんの温かい励ましに感動しましたねぇ…
そして実際にそのお話は真実だったわけです。
信じられないようなお話だとおもいますが、
信じるか信じないかは本当にあなた次第なんです。
私が何度バッシングを受けても
扁桃膿栓症を伝えたい!!!と熱意を持ち続けている理由は
先生やスタッフの方への並々ならぬ感謝心が底力になっているからだろうなぁ...
あとは、扁桃膿栓症をだれも語り継ぐ人がいないから。
Bスポットは今や超有名なので、ブログに書く意義は最早ありませんが
扁桃膿栓症を語り継ぐ人って本当にいませんよね。
なのでここにスポットを当てて
当てはまる人はみんな治ってほしい、それだけです。
ではまた!
↓多分この本には扁桃膿栓症は載っていないと思うw